CGI State: None
document

ゴースト/シェル


ゴーストとシェルは一対一の関係ではなく、一つのゴーストは複数のシェルを持つことができる。これは人が複数の服を持つことと似ているが、そもそも完全に姿が変わってしまうという点で大きく異なる。マテリアライズされた「姿」が人に与える影響というものを無視すれば、本質的にはゴーストはシェル(素体)を借りて実体化しているに過ぎず、どのシェルに入るか、という点からは独立している。

しかしながら、ゴーストがマテリアライズを前提とした存在である以上、ゴーストを持たないシェル(素体)に価値はあっても、シェルを持たないゴーストにはほぼ価値がないということは深く刻んでおく必要がある。美しい人形は誰も放ってはおかない。しかし逆のことは滅多に起きない。

ただ、いったん稼働を始めればゴーストが全く軽視できない存在に変化することもまた事実である。いかに優れたシェルであっても優れたゴーストなしには長期稼働に耐えることはできない。言い方を変えれば、優れたシェルにはそのポテンシャルを発揮するための優れたゴーストが必要だ、ということである。

また、ゴースト自身が自力で成長を遂げられない現状においては、ゴーストマスタの死がゴーストの死に直結していることにも注意すべきである。この観点で見ればゴーストはゴーストマスタの分身に他ならない。マスタがダメージを受ければゴーストもダメージを受け、マスタが眠ればゴーストも眠り、マスタが死ねばゴーストも死ぬ。

概要


1つのゴーストが持つ最小のファイル構成は 1つのマスターゴーストデータと 1つのマスターシェルデータである。新しくキャラクタを作る場合はこの両方を用意しなくてはならない。


home
  +-ghost
      +-naru
         +-ghost
            +-master
               +-alias.txt
               +-descirpt.txt
               +-shiori.dll
               +-updates2.dau
         +-shell
            +-master
               +-surface0.png
               ....
               ..
         thumbnail.png

上記のようなファイル構成が完成したとき、そのゴーストは初めて起動可能となる。


Shell Specification
Ghost Specification

アーカイブ


完成したデータは最終的に INSTALL/*.* 仕様に準拠したに従ったやや特殊な書庫としてリリースされる。


Archive Specification

成長


リリース後も自律更新機能を用いてゴーストないしシェルを成長させ続けなくてはならない。なぜならゴーストにとって成長の停止は死を意味しているからだ。


Glow Specification

戻る