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概要


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 +-balloon
    +-deafult
       +-descript.txt
       +-balloon*.png
       ....
       ..

構成ファイル


balloons0.png
balloons0s.txt
balloons1.png
balloons1s.txt
balloons2.png
balloons2s.txt
balloons3.png
balloons3s.txt
balloonk0.png
balloonk0s.txt
balloonk1.png
balloonk1s.txt
....
..
balloonc0.png
balloonc1.png
balloonc2.png
....
..
arrow0.png
arrow1.png
online0.png
online1.png
online2.png
online3.png
online4.png
....
..
sstp.png
descript.txt
kanon.cur
thumbnail.png


特に省略可能と明記されない限り全てのファイルは必須。


descript.txt にはバルーン固有の設定情報を書き込む(別項)。

balloon*s.png および balloon*k.png は吹き出しのビットマップイメージとなる。s が sakura 側、k が kero 側、偶数値が(向かって)左、奇数値が右の吹き出しを表す。各 ID と実装すべき吹き出しのビューの関連は以下の通り。

00/01 ノーマルサイズ
02/03 縦長


現時点で、04/05 以降はユーザ定義領域となっている。最大で 15/16 まで独自のバルーン形状を設定できる。

座標 (0,0) の色が透過色として扱われる。サイズ/色数等に制限はない。


balloon*c.png はコミュニケートボックスのビットマップイメージとなる。

00 SENDボックス
01 COMMUNICATEボックス
02 TEACHボックス


arrow?.png はスクロールマーカのビットマップイメージとなる。0が上向き、1が下向きのマーカーを表す。サイズ制限はない。

online[id].png はオンラインマーカのビットマップイメージとなる。最大で 16 コマ(online15.png まで)定義でき、1コマ 500ms 間隔でループ再生される。サイズ制限はない。

sstp.png は SSTP マーカのビットマップイメージとなる。

*.cur/*.ani はそのバルーン使用時に使用されるマウスカーソルとなる。単に置くだけでは使用されず、ファイル名を descript.txt で指定する必要がある。省略可能。指定しない場合はデフォルトカーソルが使用される。

thumbnail.png はそのバルーンのサムネイルのビットマップイメージとなる。フォーマットは png もしくは jpg で、png を拡張子 pnr で配置すると左上原点の色が抜かれた透過 PNG になる。サイズに制限はない。省略可能。

descript.txt


type,balloon
name,デフォルト
id,default

origin.x,14
origin.y,14

validrect.left,0
validrect.top,0
validrect.right,0
validrect.bottom,-12

wordwrappoint.x,-20
wordwrappoint.y,0


font.color.r,0
font.color.g,0
font.color.b,0

cursor.blendmethod,mergepennot
cursor.style,square
cursor.brush.color.r,0
cursor.brush.color.g,127
cursor.brush.color.b,127
cursor.pen.color.r,0
cursor.pen.color.g,0
cursor.pen.color.b,0
cursor.font.color.r,0
cursor.font.color.g,0
cursor.font.color.b,0


arrow0.x,296
arrow0.y,8
arrow1.x,296
arrow1.y,-18

onlinemarker.x,16
onlinemarker.y,-27

sstpmarker.x,16
sstpmarker.y,-20
sstpmessage.x,28
sstpmessage.y,-21
sstpmessage.font.name,MS ゴシック
sstpmessage.font.height,7
number.font.name,Arial
number.font.height,10
number.font.color.r,0
number.font.color.g,0
number.font.color.b,0
number.xr,-28
number.y,-24

communicatebox.x,8
communicatebox.y,21
communicatebox.width,385
communicatebox.height,20


特に省略可能と明記されない限り全てのエントリは必須。





descript.txt ではバルーン全体の定義を行う。

全ての座標値はバルーンビットマップの左上端を原点とした絶対座標値となる。ただし、マイナス値を指定した場合、それは右端(x 座標系)もしくは下端(y 座標系)からの相対座標となる。


type は定義するオブジェクトの種類を表す。バルーンの場合は識別子 balloon をセットする。

name はバルーンの名前を表す。メニュー項目名などに使用される。


origin.* はホームポジションを表す。セリフはこの座標を原点として描画される。

validrect.* は吹き出し内の可視領域範囲を表す。rect で指定する。有効領域外には文字が描画されない。

wordwrappoint.* は自動改行位置を表す。カーソル位置がこのラインを超えた場合、特に指示がなくても自動的に改行が入る。0 を指定した場合自動改行 OFF となる。現在有効なのは x 座標のみで、y 座標は無視される。


font.name はセリフ文字列のフォントのタイプフェイス名を表す。省略可能。デフォルト値は「MS ゴシック」。

font.height はフォントの高さを表す。単位はピクセル。フィックスドフォントでは文字の幅は高さの半分で、2バイト文字の場合は高さと幅は等しくなる。プロポーショナルフォントでは高さと幅の比について何の保証もない。省略可能。デフォルト値は 12。

font.color.* は文字色を表す。RGB 値で指定する。

font.shadowcolor.* は文字の右下に落ちる影の色を表す。RGB 値で指定。省略可能。省略すると陰がつかない。


cursor.style は選択肢マーカの形状を表す。

square
色矩形付き矩形
underline
色矩形なし下線
square+underline
色矩形付き下線

cursor.blendmethod は選択肢マーカーのラスタオペレーションコマンドを表す。

none
なし
notmaskpen
r2_notmaskpen
mergepennot
r2_mergepennot

cursor.pen.color.* は選択肢マーカのペンの色を表す。ペンの色は square の外枠および underline の色に使用される。

cursor.brush.color.* は選択肢マーカのブラシの色を表す。ブラシの色は square の内側(塗りつぶし領域)の色に使用される。

cursor.font.color.* は選択肢マーカのフォントの色を表す。フォントの色は blendmethod が none の際に選択された文字列の色に使用される。blendmethod が none でない場合は無視される。


cursor はカーソルファイル名を表す。拡張子まで指定する。省略可能。

arrow*.* はスクロールマーカの座標を表す。0 が上向きのもの、1 が下向きのものを表す。

sstpmarker.* は SSTP マーカの表示座標を表す。

sstpmessage.* は SSTP メッセージの表示座標を表す。

sstpmessage.font.* は sstp メッセージのフォントを表す。エントリの意味は font.* と同一。

onlinemarker.* は ONLINE マーカの表示座標を表す。

number.* は序数カウンタの表示属性を表す。既存重複エントリの解説は省く。x ではなく xr エントリで座標が指定され、また右揃えで表示されることに注意。

communicatebox.* はコミュニケートボックス内でのエディットボックスの位置とサイズを表す。

balloons?s.txt / balloonk?s.txt


origin.x,24
origin.y,14

windowposition.x,0
windowposition.y,0

wordwrappoint.x,-20
wordwrappoint.y,0


balloons?s.txt / balloonk?s.txt では各バルーンサーフィス固有の定義を行う。定義は descript.txt をオーバーライドする形で行われる。即ち、省略したエントリについては descript.txt においてのデフォルト値が使用される。

以下に、s 固有のエントリを示す。


windowposition.* は本体に対する相対的位置を表す。例示

windowposition.x,0
windowposition.y,-80

このように指定することでこの surface は本体との基本調整位置から 80 ピクセル上の位置に表示される。

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